【ご報告】日本認知症官民協議会の設立式が開催されました
認知症官民協議会の設立式が、2019年4月22日(月)15時~16時、厚生労働省講堂で開催されました。
日本認知症官民協議会は、認知症になっても地域で安心して暮らせる社会の構築に官民を挙げて取り組むため、経済団体、産業団体、地方団体、専門職団体と当事者団体等約100団体で構成され、「認知症バリアフリー」等を推進していきます。
当日の様子を、次第に沿ってご報告します。
1.開会
構成団体から数多くの出席を賜りました。
会場前方にみえるのは、全国の認知症サポーターキャラバン自治体事務局から、この日のためにお借りした“のぼり”です。
2.厚生労働大臣挨拶
根本匠厚生労働大臣より挨拶を賜りました。
3.経済産業大臣挨拶(代読)
世耕弘成経済産業大臣が公務のため急遽欠席となり、藤木俊光審議官が挨拶代読をいたしました。
4.日本認知症官民協議会の説明
引き続いて、井上宏 厚生労働省 老健局 総務課 認知症施策推進室 室長補佐より、日本認知症官民協議会の説明がありました。
5.「認知症とともに生きる希望宣言」
日本認知症本人ワーキンググループ代表の藤田和子氏、オレンジドア実行委員会代表の丹野智文氏らから、「認知症とともに生きる希望宣言」が根本大臣らに手渡されました。
6.フォトセッション
実行委員らがオレンジ色のTシャツに着替え、フォトセッションが行われました。
全国知事会を代表して出席した大澤正明群馬県知事とともに事例報告に招かれていた、群馬県認知症アンバサダーで群馬のご当地アイドル「あかぎ団」も、セッションに加わりました。
7.実行委員挨拶
実行委員のなかから、日本医師会の江澤和彦常任理事、日本経済団体連合会の井上隆常務理事、全国知事会の大澤正明群馬県知事、認知症の人と家族の会の鈴木森夫代表理事より挨拶を賜りました。
日本医師会 江澤 和彦 常務理事
日本経済団体連合会 井上 隆 常務理事
全国知事会 大澤 正明 群馬県知事
認知症の人と家族の会 鈴木 森夫 代表理事
8.事務局長挨拶
日本認知症官民協議会の事務局長に、地域ケア政策ネットワーク代表理事で東京大学名誉教授の大森彌が選任され、ご挨拶申し上げました。
9.地域における普及啓発事例の報告
群馬県認知症アンバサダー「あかぎ団」からは、「地域における普及啓発事例の報告」として、認知症サポーターになったきっかけや認知症アンバサダーとしての活動についてご報告いただきました。
10.民間セクターの役割に関する講演
認知症フレンドシップクラブの徳田雄人理事からは、官民を交えた取組を進めていく際の、「民間セクターの役割」についてご講演いただきました。
11.ビデオメッセージ
最後に、英国アルツハイマー協会の Jeremy Hughes 会長より、ビデオメッセージを賜りました。
「認知症の方々のために正しい取組を進めることは、すべての人のために正しい取組を進めること」との言葉が印象的でした。