認知症イノベーションアライアンスWG

経済産業省が事務局である「認知症イノベーションアライアンスワーキンググループ」では、認知症の人の尊厳・想いを尊重しながら、生活を支える広範な産業と公的機関・医療・福祉・関係者等が連携し、イノベーション創出に向けた検討を実施しております。

令和4年度に『①当事者参画型開発の手引き』と『②認知症予防に関する民間サービスの開発・展開にあたっての提言』を作成しましたので、ぜひご覧ください。


※当事者参画型開発とは、認知症の人が主体的に企業の製品・サービスの開発プロセスに参画する取組です。
 これにより真のニーズ把握が可能になるとともに、認知症の人の社会参画機会の提供に繋がります。


※本提言における「予防」とは、「認知症になるのを遅らせる」、「認知症になっても進行を緩やかにする」ということを指しています。

 

2022年度

認知症イノベーションアライアンスWGの資料掲載ページはこちら

当事者参画型開発の手引き

認知症の人の「ほしい」を形に。認知症の人が企業の開発プロセスに「参画」し、企業と「共創」を行う「当事者参画型開発」のヒントを所載。

主な内容
  • 当事者参画型開発の意義
  • 当事者参画型開発のキホンとプロセス
  • 認知症の人に参画してもらう手法
  • 認知症の人の視点や暮らしを学ぶ参考情報

認知症予防に関する民間サービスの展開・開発にあたっての提言

認知症関連6学会の協力のもと、認知症予防等に関するサービス提供事業者に、「目指す社会像」「事業者への期待」などを提示。

主な内容
  • 「効果検証の内容」と「効果の謳い方」の整合性
  • 対照群を設定した検証の重要性
  • 適切な評価指標の選定
  • 非薬物的ソリューションの必要性